3Dicom R&D では、2D ビューでセクションをセグメント化し、それらを 3D ビューで表示することができます。

[セグメント] タブには、使用できるツールがいくつかあります。

セグメント表

アクション	アイコン	説明
セグメントを作成する		セグメントの作成アイコンをクリックすると、セグメントが作成されます。
セグメントを削除		1 つまたは複数のセグメントを選択し (Shift キーを押しながらセグメント リストを左クリック)、[セグメントの削除] アイコンをクリックして、選択したセグメントを削除します。
ブール演算		複数のセグメントを選択し (Shift キーを押しながらセグメント リストを左クリック)、ブール演算アイコンをクリックして、選択したセグメントをマージ、交差、または減算します。
セグメントのコピーを作成する		1 つまたは複数のセグメントを選択し (Shift キーを押しながらセグメント リストを左クリック)、[Create Copy Segment] アイコンをクリックして、選択したセグメントのコピーを作成します。
ビットマスク配列のインポート		アイコンをクリックすると、ビットマスク配列をインポートできます。
アクションを元に戻す		[元に戻す] ボタンをクリックすると、アクションを元に戻すことができます。ホットキー Ctrl + Z を使用することもできます
アクションをやり直す		[やり直し] ボタンをクリックすると、アクションを元に戻すことができます。ホットキー Ctrl + Y を使用することもできます
スキャン/セグメントを非表示		セグメントを作成するとき、[スキャン/セグメントを非表示] アイコンをクリックして、ビューでそれらを非表示にすることができます。
スキャン/セグメントの不透明度を調整		セグメントがある場合、スキャンを表示するときにスキャンの不透明度を調整できます。不透明度の範囲は 0 ～ 100 で、0 は透明または非表示、100 はまったく透明ではありません。

ブール演算

ブール演算の仕組みの拡張:

しきい値範囲	ブール演算 (Merge/Intersect/Subtract) が従うしきい値範囲の値に従って調整できます。
矢状範囲	ブール演算 (Merge/Intersect/Subtract) が従うサジタル範囲の値に従って調整できます。
冠状範囲	ブール演算 (Merge/Intersect/Subtract) が従う冠状範囲の値に従って調整できます。
横範囲	ブール演算 (結合/交差/減算) が従う横断範囲の値に従って調整できます。
マージ	選択したセグメントをマージして、新しいセグメントを作成します。
交わる	選択したセグメントの交差セクションに基づいて、新しいセグメントを作成します。
減算	選択したセグメントに基づいて新しいセグメントを作成します。最初に選択したセグメントが、2 番目に選択したセグメントから差し引かれます。

オプションの切り替え

アクション	説明
選択したセグメントのみを表示	選択したセグメントのみを表示
ハウンズフィールドディスプレイ	スキャンの 2D ビューにカーソルを合わせたときのハウンズフィールド単位。
可視セグメントを 3D で表示	セグメントを 3D でプレビューします
セグメント外のスキャンを非表示	セグメントでカバーされていないスキャンの部分を非表示にします。

セグメンテーション ツール

道具	アイコン	ツールセット	説明
ブラシツール			ブラシ ツールを選択すると、ブラシの半径を調整してブラシのサイズを調整できます。スキャンに基づいて Paint Threshold を調整することもできます。 ツールを使用するには、2D ビューをクリックしてドラッグします。
消去ツール			消しゴムツールを選択すると、ブラシの半径を調整してブラシのサイズを調整できます。スキャンに基づいて Paint Threshold を調整することもできます。 ツールを使用するには、2D ビューをクリックしてドラッグします。 クイック消去 ブラシ ツールでは、マウスの右ボタンを使用して、セグメント化された領域をすばやく消去できます。
塗りつぶしツール			塗りつぶしツールを選択すると、スキャンに基づいてペイントしきい値を調整します。 ツールを使用するには、2D ビューをクリックします。
しきい値塗りつぶしツール			しきい値塗りつぶしツールを選択すると、スキャンに基づいてペイントしきい値を調整します。スライス範囲を調整することもできます。これにより、セグメント化するスライスを指定するだけです。 ツールを使用するには、2D ビューをクリックします。
はさみツール			はさみツールを選択すると、すでにセグメントを作成していて、スキャンの平面 (矢状面、冠状面、および軸面) に基づいてセクションを削除したい場合は、平面ごとにスライダーを調整できます。満足したら、[適用] をクリックすると、それに応じてセグメントがカットされます。
魔法の杖ツール			Magic Wand Tool を選択すると、スキャンに基づいて Paint Threshold を調整できます。 このツールを使用するには、2D ビューをクリックします。セグメント化される領域が強調表示されて表示されます。
中空ツール			中空ツールを選択すると、すでにセグメントがある場合に、セグメントをどのように中空にするかの厚さを調整できます。 ツールを使用するには、好みに基づいて厚さに調整し、[適用] をクリックします。
アイランド除去ツール			Island Removal Tool を選択すると、[Remove Small Islands] をクリックして、選択したセグメントの小さなアーティファクトを削除できます。最大のセグメントを保持したい場合は、[Keep Largest Island] をクリックして最大のセグメントを保持できます。スライダーを調整して、セグメントのサイズを調整することもできます。
シードツール			シード ツールを使用するには、複数のセグメントを作成する必要があります。 2 つ以上のセグメントを選択します。これにより、セグメントを作成した場所に応じてセグメントを拡張できます。
ベジェ ツール			形状を描くメイン ビューの複数のスポットをクリックし、作成された最初の点をクリックして完成させます。 ポイントの作成中にクリック アンド ドラッグすると、次に作成するポイントの曲率が変わります。 新しい点を追加するには、Shift キーを押しながら 2 点間のパスをクリックします ポイントを移動するには、Ctrl キーを押しながらポイントをクリックして移動します ポイントの両方のパスの曲率を変更するには、Ctrl キーを押しながらハンドルをクリックして移動し、パスの曲率を変更します。 ポイントを削除するには、作成した形状の作成したポイントをクリックするだけです。

セグメントごとのオプション:

色を変える – 選択したセグメントの色を変更できます。 可視性の切り替え – 選択したセグメントを非表示にできます 名前を変更 – 選択したセグメントの名前を変更できます。選択したセグメント名をダブルクリックして名前を変更することもできます。 MCAD 同期の切り替え – 作成したセグメントをモデルとして MCAD に同期します。トグルを解除して、選択したセグメントのモデルでの同期を停止することもできます。 MCAD の更新 – 同期された MCAD モデルをセグメントの変更で更新します。 クローン – 選択したセグメントの複製を作成します。 .bmsk にエクスポート – 選択したセグメントを .bmsk (ビットマスク) ファイルにエクスポートします。

セグメントのエクスポート

作成したセグメントに満足したら、それらを 3D モデル (.STL または .OBJ ファイル タイプ) またはマスクにエクスポートできます。作成したセグメントの .PNG ファイル タイプのコンパイル。

画像	説明
	最初のウィンドウでは、エクスポートするセグメントを選択できます。 [次へ] をクリックして、次のウィンドウに進みます。
	2 番目のウィンドウには、次のように表示されます。 島のトグルを削除 – セグメント アーティファクトを削除できます。 最大メッシュの切り替えを維持 – エクスポート中に最大の島/セグメントを維持できます – 無効にすると、作成される三角形の数である面の最小数を調整できます。 – 島の削除がオフになっている場合は使用できません。 スムージングの切り替えを有効にする – 3D モデルにエクスポートするときに、モデルを滑らかにすることができます。 ラムダ フィールド – アグレッシブなスムージングの程度を制御できます。 0.5 に設定されています。 0.0 はスムージングなし、1.0 は積極的なスムージングです。 反復回数フィールド – スムージング処理の回数を増減できます。 [次へ] をクリックして、次のウィンドウに進みます。
	最後のウィンドウは、保存ディレクトリの場所を示しています。 – [参照] をクリックして、保存ディレクトリを変更できます。 エクスポート タイプを変更することもできます。 .STL、.OBJ、または MSK (マスク) を使用できます。

3Dモデル

.STL または .OBJ ファイル タイプとしてエクスポートできます。

マスク

セグメントは、作成したエクスポートから派生した .PNG ファイル タイプとしてエクスポートできます。

3Dicom R&D のセグメンテーション ツールの使用方法を学習しました。